クリーニングのオプション

santoni(サントーニ)をお預かりしました。イタリアを代表する高級紳士靴です。P1020783 アッパー(靴表面の表革)はパティーヌという手染めの技法でグラデーションのように美しく仕上げられています。

ステッチも工場生産ながら手作業での縫いを多用しておりブランドのこだわりを感じます。P1020784薄っすら汚れがあるようなので【クリーニング】でお受けしました。

お客様から【クリーニング】というメニューで お預かりしても、apegoとしては「ただ洗っただけ」で靴をお返しするのではないので今回は少しばかり仕上がり内容を説明しようと思います。P1020808 クリーニングで洗って全体的に汚れを落としさっぱりした印象になりました。

乳化性クリームなどその靴に合ったお手入れ方法で靴に栄養を与え、磨いて仕上げます。P1020809 革靴の場合はヒール周りも薄く削り、インクで着色し、積み上げている革が輝くように仕上げています。P1020810 ソールのコバ周りも同様です。革が輝くように磨きます。

あと、ソールの底面の革にもクリームで栄養と柔軟性が戻るようにメンテナンスをしています。P1020807今回は一例ですが【クリーニング】メニューでは靴が綺麗になるよう様々な視点で考えて作業しています。

「革」という天然素材のポテンシャルを十分に生かせるよう心がけています。

ありがとうございます。

靴クリーニング(短靴) ¥4,000(税抜)

納期 1週間

Santoni(サントーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)