三陽山長(さんようやまちょう)穴が開いた靴底をレザーオールソール交換修理

 

P1220188三陽山長(さんようやまちょう)をお預りしました。

P1220190靴底の修理になります。

過去に修理、補強はされていない状態でお持ち頂きました。

P1220191レザーソール中心部は擦れにより穴が開いています。

この状態になると「オールソール交換」で靴底を作り変えさせていただきます。

P1220192つま先を確認すると擦り減りがレザーソールを越えて「レザーウェルト」のまで達しています。

P1220193「グッドイヤーウェルト製法」の場合、このウェルトはアウトソールと「出し縫い」で縫う大切な箇所なので、ダメージを受けると「リウェルト(ウェルト交換)」からしないといけないので、お客様の修理費用の負担が大きくなってしまいます。

そのリスクがないように普段はつま先の補強をオススメしています。

P1220194今回はなんとかウェルト交換をせずにソール交換が出来そうなので、通常とおり作業を進めさせていただきます。

P1220655<after>

レザーソールに縫い目が見える「オープンチャネル仕様」です。

P1220656カカトはイタリアのラスターを使用しました。

P1220657ソールの厚みも戻り安心して履いて頂けます。

P1220654今後擦り減りが進行しないように、今の段階で「ヴィンテージスティール」「ハーフラバー」などで補強するのも可能です。

他にはラバーソールなどでソール交換も出来ます。

ご希望等お気軽に言っていただければと思います。

P1220658店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

お気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

Italy ラスター レザートップリフト +¥1,300(税抜)

納期 2週間以内

三陽山長(さんようやまちょう)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)