CARMINA(カルミナ)靴底をレザーオールソール交換修理&ヴィンテージスティール補強

P1140238CARMINA(カルミナ)の内羽ストレートチップをお預りしました。  P1140239今回のCARMINA(カルミナ)もそうですが、YANKO(ヤンコ)などスペインの靴をご愛用されているお客様も多いと、店を構えていると感じます。P1140243靴底の修理になります。P1140240靴の作りは「グッドイヤーウェルト製法」になります。

ご購入されてからつま先部はそのままで履かれており、「出し縫い」のステッチが切れてソールが剥がれています。

P1140241レザーソールとウェルトが剥がれていますが、グッドイヤーウェルト製法の構造の靴は特にこの「ウェルト」の状態は大切です。

つま先の補強をブログで取り上げる機会が多いですが、このウェルトを守る意味合いが大きいです。

万が一、ウェルトが大きく損傷しても「リウェルト」という修理メニューでウェルト交換は出来ますが、修理費用、修理期間が負担になるのでお気をつけていただければと思います。

P1140242ソール中心部にはまだ穴が開いていないので修理方法も悩みますが、だいぶ薄くなっていることもあり、しっかり修理するために「オールソール交換」をさせていただく流れとなりました。

P1140557<after>

オリジナルと同様にレザーでオールソールしました。

P1140558カカトのトップリフトは10mmと、厚みのある「ビブラム5345」のラバーを使用しました。

P1140559今後はレザーソールのつま先部が擦り減りにくいように「lulu ヴィンテージスティール」をあらかじめ取り付けています。

金属製なので耐久性に優れています。

P1140560これで安心して履いて頂けますね。

P1140556店頭だけでなく郵送でもお受けしています。

お気軽にご連絡ください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

vibram ♯5345 ラバートップリフト +¥1,000

lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)

納期 2週間以内

Carmina(カルミナ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)