CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)スエードローファーを雨の日でも履けるようラバーソールへオールソール交換修理

P1270561こんにちは東です。

常連様よりCROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)のスエードローファーをお預りしました。

P1270562今の梅雨の時期にはスエードは活躍します。

意外に思われることが多いですが、スエードは雨に強い革です。

お出かけ前に防水スプレーをすることで、よりしっかりと雨を弾いてくれる優れた素材です。

P1270564靴底はレザーソールになります。

P1270565スエードのアッパーは雨に強いですが、レザーソールは雨の日には適していません。

まだ靴底の厚みはあり修理のタイミングではありませんが、靴に詳しいお客様は雨の日仕様をよくご存知で、「ラバーソールへオールソール交換をしたい」とお持ち頂きました。P1270567少々、勿体ない気もしますが、

P1270568しっかりと修理を

P1270566進めさせていただきます。

P1270781<after>

お選び頂いたのはビブラム社の2055ソールです。

グリップ力に優れ、擦り減りにも強いので、当店で一番使用頻度が多いラバーソールになります。

P1270782イギリスの靴なので、コバ(ソールのサイド部分)は顔料が強いイギリスのインクで染めて仕上げました。

レザーソールからラバーソールへ変更をしても、履いている状態ではほとんど分からないと思います。

P1270783これでスエードレザーのアッパー&ラバーソールで雨の日に活躍できる靴になりましたね。

ローテーションの靴にこういった仕様の靴があれば重宝します。

新品でご購入されるのも良いですが、お持ちの靴で今回の様にするのも良いと思います。

ただ、「マッケイ製法」の靴は中底に穴を空けて縫うので、ラバーソールにしても靴底から水が浸透します。

イギリスやアメリカの靴に代表される「グッドイヤーウェルト製法」の靴がオススメです。

P1270784店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

vibram ♯2055ソール(ブラウン)オールソール交換 ¥12,800(税抜)

納期 2週間以内

Crockett&jones(クロケット&ジョーンズ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)