foot the coather(フットザコーチャー)クレープソールから高さを再現するようにビブラムソールで厚みのあるオールソール交換修理

P1200804foot the coather(フットザコーチャー)の修理を埼玉県よりお持ち頂きました。

P1200805フットザコーチャーの靴は厚いソールで作られているモデルも多いです。

P1200806こちらは黒のクレープソールを使用されています。

ソール自体はスポンジ素材で、底面とソール周りにクレープソールを貼っている構造です。

P1200807カカト部分が大きく擦り減っている状態です。

P1200808ソール面も薄くなっているのでこれを機に「オールソール交換」で靴底を全体作り替える方法をご希望されておられました。

P1200809「グッドイヤーウェルト製法」で作られているので、ウェルトとクレープソールの間に見える「ラバーミッドソール」は残す形で修理を進めさせていただきます。

P1200810「オールソール交換」の修理メニューでお受けした場合は「靴磨き」をサービスしてお渡ししています。

P1200964<after>

ソール交換の完成です。

P1200965お客様のお好みで「ビブラム4014ソール」の黒を使用しました。

レッドウィングの修理でもお馴染みのアイテムです。

P1200967お客様は元と同じソールの厚みの再現を求めておられました。

ソール単体でそこまで厚いソールはないので、ミッドソールとアウトソールの間に、黒の10mm厚のEVA(スポンジ系素材)を挟み加工をしました。

P1200968ヒール部分も高くなり、

P1200966元に近いバランスで仕上がりました。

P1200971過去にお手入れはされていなかった模様で、クリームを使用して「靴磨き」で色、革の艶が戻りました。

P1200969これでまたご愛用して頂けますね。

P1200972少し特殊な内容のオールソール交換でした。

修理が可能かどうかまずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

US vibram ♯4014 オールソール交換 ¥10,800(税抜)

※EVA費用は今回はサービスさせていただきました。

 

納期 2週間以内

Foot The Coather(フットザコーチャー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)