MAGNANNI(マグナーニ)のボロネーゼ製法をレザーオールソール交換修理

P1100576MAGNANNI(マグナーニ)のダブルモンクストラップシューズをお預りしました。P1100580靴の底付けは「ボロネーゼ製法」になります。

説明が難しいですが、「マッケイ製法」とはアウトソール、縫い方は同じですが、足裏が直接当たる革がショルダーではなく、薄いライニングが靴の中全体を包み込むように作られています。

ボロネーゼ製法のメリットは通常のマッケイ以上に「靴に返りがあり、柔らかい足当たり」と思います。P1100581靴底はレザーソールで、P1100582ソール中心に穴が開いたので「オールソール交換」にお持ち頂きました。

ボロネーゼの靴はソールの中に「中物」も入っていないことが多く、足裏がライニングの革なので靴底に穴が開くと、穴が足裏にすぐ貫通すると思います。

「グッドイヤーウェルト製法」の靴以上に気を付けて、お早めに修理にお持ち頂ければと思います。P1100808<after>

靴の返りが損なわれないように、レザーソールで修理をさせていただきました。 P1100809カカトはビブラムのラバーを使用し、 P1100810レザーソールもこの時点でハーフラバーで補強しています。

お客様とのお話で「マッケイ縫い」は靴の中底と本底を縫うので、「今後はオールソールを繰り返して中底に負荷をかけないように」と、こちらの選択をお選びいただきました。P1100807これで安心して履いて頂けますね。P1100811店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

お気軽にご連絡ください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

FILIPS ハーフラバー ¥3,000(税抜)

納期 2週間以内

Magnanni(マグナーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)