miumiu(ミュウミュウ)スニーカーの擦り減って穴が開いたカカト部分をコーナーハーフで補強修理

こんにちは。柴田です。

P1240260 miumiu(ミュウミュウ)のスニーカーをお預りしました。
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アッパーにはグリッター入りの生地が使われ、
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つま先にメタルキャップの付いているデザインです。

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お客様はかかとのすり減りを気にされお持ちくださいました。
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ソールには中に空洞がある場合がほとんどですが、

こちらのスニーカーはカカトの擦り減りがその空洞まで達してしまい、穴が開いた状態になっていました。

P1240265後ろから見るとmiumiuのロゴ下ギリギリまで減っていてバランスも悪くなっています。

これ以上減ってしまわないように部分的に補強していきます。

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<after>

擦り減った部分を平らに削り、白色のラバーを加工してカカトの厚みが戻るように補強しました。

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スニーカーの場合は革靴のように修理する前提で作られているソールではないので基本的には同じような形でオールソール交換をすることは出来ません。

ソールの劣化などで部分的な修理が出来ない場合にはソールを別のデザインで作り変えるかたちになります。

ですが、かかとのみ擦り減っている場合も多いので、その際にはこのように部分的に補強する方法をとっています。

この修理であれば、費用もおさえられ靴のデザインも大きく変わる事はありません。

取り付けたラバーを繰り返し交換できるので長い目で見てもおすすめです。

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サイドから見ると繋ぎ目が見えますが、ほとんど違和感はないと思います。

厚みも戻ってバランスが良くなりました。

P1240277これでロゴも削れてしまうことなく、安心してはいていただけますね。

今後は取り付けたラバーの減り具合でメンテナンスの時期を判断して頂くといいと思います。

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スニーカーのソールはたくさんの種類がありますが、なるべく違和感のない色や材料(ラバー・スポンジ)を使用させて頂きます。

店頭にサンプルもご用意していますのでご覧いただけます。

郵送でも修理を承っております。

気になる事がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

コーナーハーフ ¥2,200(税抜)

納期 当日~翌日

Miumiu(ミュウミュウ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)