Paraboot（パラブーツ）のレディースローファー「ORSAY（オルセー）」をお預りしました。 
お客様はとても大切に履かれており、とてもよくお似合いでした。
この度は靴底の修理になります。
パラブーツの靴底はメーカー独自のラバーソールを採用しています。
カカトが擦り減ってきたので交換の依頼です。
ラバーソールは一体型で、「カカトのトップリフトを取り外して交換する」という従来の修理方法が出来ない構造です。
ですが出来るだけ違和感ないように修理を進めさせて頂きます。
カカトに使用するのは似た雰囲気の「ビブラム5870」のラバートップリフトになります。
トップリフトの厚み分だけ一体型ソールのカカト部分をカットしました。
しっかりと取り付け、整えて完成です。
元と模様は違いますが、似た雰囲気で違和感のない仕上がりと思います。
ヒールの高さも元と同じになるように仕上げています。
サイドからも違和感はありません。
薄っすらとトップリフトとの繋ぎ目が見えると思いますが、今後はこの繋ぎ目を基準でカカト交換をしていただければと思います。
また、ラバーソールの前部が擦り減って薄くなった場合は「オールソール交換」となります。
その際はこちらの「ビブラム2070トレントソール」を使用してソール交換をオススメします。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
お気軽にご連絡ください。
ありがとうございます。
vibram ♯5870 ラバートップリフト交換 ￥3,200（税抜）
納期 材料のストックがあれば翌日お渡し。なければ1週間ほど
Paraboot（パラブーツ）の修理事例 | apego（アペーゴ） (apego2015.com)