REDWING(レッドウィング)ワークオックスフォードをアメ色ビブラム100ソールへカスタムオールソール交換修理

P1210464REDWING(レッドウィング)の「WORK OXFORD(ワークオックスフォード)」をお預りしました。
P1210465お客様は大変靴に詳しい方で、仕上がりのイメージを明確にもってご来店いただきました。

靴底を別のソールに変更する「カスタムオールソール」で修理を進めさせていただきました。
P1210466靴底はレッドウィング純正のホワイトソールです。
P1210467レッドウィングらしいソールですが、そろそろ修理のタイミングで別のソールにしたくなった模様です。
P1210468「カスタム」はお客様との仕上がりのイメージの共有が必要なので対話を大切にしています。
P1210469こちらのモデルのように「舟底型」のソールの靴には「シャンク」と呼ばれる靴の中の後部にある芯は入っていません。

カスタムオールソールで「ヒール型」のソールへ変更する場合は、靴の曲がりを防ぐために「シャンク」を中に入れる必要があります。

ソールを横から見ると、上から「ウェルト」「ミッドソール」「アウトソール」になり、通常のオールソールの場合はアウトソールのみ交換で済みますが、今回はヒール型のソールへ変更するので、「出し縫い」の縫い糸を外してミッドソールも交換します。
P1210470オールソール交換で分解した状態です。
P1210471「グッドイヤーウェルト製法」の「ダブルウェルト(1周ウェルト)」の中の状態はこうなります。
P1210472この後部に「シャンク」の芯を入れます。

一般的には「焼の入った鉄のシャンク」を使用します。

ビスポーク(オーダージューズ)では「革のシャンク」、イギリスの靴では「木のシャンク」、他では「竹」「プラスティック」などあります。

修理でも費用は頂かず「鉄のシャンク」を入れていますが、お客様は飛行機に乗る機会が多く、手荷物検査でシャンクが原因でいつも引っかかるのにストレスを感じておられたので、P1210473今回は革を使用し、
P1210475前部はコルクを敷き直しました。
P1210584そして「レザーミッドソール」を貼った後、
P1210585「出し縫い」のアウトステッチを縫いました。

この上にアウトソールを接着で取り付けます。
P1210630<after>

使用したのは「US ビブラム100ソール」のアメ色です。
P1210631

カカトは取り外し可能な「100ヒール」になります。
P1210629黒色の100ソールはワークブーツの修理でよく使用されますが、アメ色も新鮮でいい感じです。

P1210635ソールとヒールの間には革を1枚挟んでいます。
P1210633コバ(ソールの横の部分)は革らしく素仕上げ(着色なし)で仕上げています。
P1210632アッパーとの雰囲気も合いますね。
P1210634オールソール交換のタイミングで元と違う仕様にするのも靴を楽しんで履かれるには良いかと思います。

今回、お客様はこのイメージをあらかじめされていたのと、シャンクの素材の事まで気にされてご来店されたことには驚きました。
P1210636お客様にも喜んで頂けました。
P1210637「カスタムオールソール」は可能な内容な場合は店頭ではお受けしていますが、郵送の場合はお客様とのイメージの共有が難しいのと実際に靴が見れないという点でお断りさせていただく場合もございます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

US vibram ♯100ソール(アメ色) ¥14,800(税抜)

レザーミッドソール +¥2,500(税抜)

レザーシャンク +¥2,000(税抜)

納期 2週間以内