SAINT LAURENT(サンローラン)サイドジップブーツをハーフラバー&ヴィンテージスティール補強&カカト交換

P1170008 SAINT LAURENT(サンローラン)のサイドジップブーツをお預りしました。
P1170009 サンローランのメンズブーツを都内遠方よりお持ち頂く機会が多いです。

高価な靴でもあるので皆様大切に履かれています。
P1170010今回は靴底の修理になります。
P1170011お客様は昨年ご購入されてとてもお気に入りで頻繁に履かれていた模様です。

レザーソールのままで履かれており、ソールが薄くなっています。

P1170012 つま先部の擦り減りはウェルト(押し縁)まで達していました。

サンローランの靴は「マッケイ製法」で作られているのでウェルトの状態は「グッドイヤーウェルト製法」のものよりさほど気を遣わなくても良いと思いますが、出来るだけ早めに補強をするに越したことはありません。
P1170013カカトのラバーも擦り減ってきて、
P1170014交換のタイミングです。
P1170054 <after>

ソール面は「ハーフラバー」で補強し、
P1170055つま先は「ヴィンテージスティール」と、擦り減りに強い最強の組み合わせです。P1170053減っていたつま先部を革で埋めて厚みを戻してから作業を行いました。

元のソールの厚みに戻り、フラットな仕上がりです。
P1170056トップリフトはビブラム社のラバーで交換しました。
P1170057これで安心して履いて頂けますね。
P1170058靴の修理、メンテナンスは小まめさが大切で靴の寿命を大きく伸ばします。

丁寧に作業をさせていただくので安心してお任せください。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー(メンズ) ¥3,000(税抜)

lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)

つま先革埋め +¥600(税抜)

ビブラム ラバートップリフト交換 ¥2,500(税抜)

納期 翌日

Saint Laurent(サンローラン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)