sergiorossi セルジオロッシのストラップ部の革補強&ハーフラバー修理

P1070950sergiorossi(セルジオロッシ)のサンダルをお預りしました。P10709512本のレザーストラップで足を固定するデザインになります。

お洒落なデザインですが、足を抑える範囲が少ないので、歩行では足が靴から動きやすくもあり、靴の一点に負荷がかかりやすいデザインでもあります。

画像では解りませんが、後部ストラップ付け根の革が切れかかっています。

このままでは危ないと思い、お客様は修理にお持ち頂きました。P1080015歩行時に力が掛かる方向を考慮して、革を繋いで補強しました。

どうしてもこの箇所に極端に負荷が掛かる靴の作りですが、今回の様にダメージが広がる前に気付いていただき、補強する事で未然にトラブルは避けられます。P1070952靴底はレザーソールのまま履かれていたので、P1070953ハーフラバーで補強させていただきます。P1080016エレガントな靴には薄い1mm厚のハーフラバーを使用する事が多いですが、今回は擦り減って薄くなっていることもあり、1,8mm厚のハーフラバーを使用させていただきました。P1080017これで「滑る」「擦り減る」心配はなく、安心して履いて頂けます。P1080014婦人靴は紳士靴とはまた違った意味で繊細なので、気になる点がございましたらお早めにご相談いただければと思います。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー(レディース) ¥2,700(税抜)

革で補強 ¥1,500~

納期 数日中

Sergio Rossi(セルジオロッシ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)