TOD,S(トッズ)ドライビングシューズを今後も修理しやすいようにレザーオールソール交換修理

 

P1150811 山口県より郵送でTOD,S(トッズ)のドライビングシューズを新品状態でお預りしました。

P1150812 ブランドは「トッズ」に限らず「フェレガモ」「グッチ」などのドライビングシューズをご愛用されている方が多いので、修理依頼も多くいただいています。
P1150813ドライビングシューズは靴底のソールの構造は様々ありますが、基本は車の運転用の靴なので路上で日常履きにご使用されるとアッパーに穴が開いたりと不具合が生じてお悩みのご相談は大変多いです。P1150816この度お預りしたドライビングシューズはラバーソールになります。P1150817下部まで包み込んだアッパーに凸凹のイボイボのみのデザインもありますが、こちらは下部全体を覆う形でラバー(ゴム)が付いて表面にイボイボがある構造です。

このデザインだと履いていてもアッパーが直接地面と擦れてダメージが起きることはなく履いて頂けます。

今後の修理方法はカカトは「コーナーハーフ」で部分的に補強の修理をし、前部のソールが擦り減ってイボイボがなくなってきたら「オールソール交換」をすれば良いと思います。

P1150814ですがお客様は靴の構造が一体型で修理がしにくい構造が気になり、この度は修理をお任せ頂いた流れです。
P1150815お客様はこれからもストレスなく大切に履いていきたいとの事で今の段階で「オールソール交換」で靴底を全体作り替える修理をご希望でした。

今後も修理しながら履いて頂けるように加工させていただきます。

P1150824本体からラバーソールを剥がし、同じ形状のレザーソールを製作しました。

元より高級靴仕様になります。
P1150904<after>

本体に貼り、「マッケイ縫い」で縫っています。

お客様のご要望でレザーソール面は黒に染めて仕上げています。P1150906レザーソールは擦り減らないようにこの時点で「ハーフラバー補強」をしています。

今後は擦り減ってきたらハーフラバーを交換したらソールにダメージが加わることなく履いて頂けます。P1150905カカトはラバーのトップリフトを取り付けているので、こちらも今後は擦り減ってきたら繰り返し交換しながら履いて頂けます。P1150902擦り減りすぎない様にだけ気を付けていただければと思います。

P1150903
ソールをラバーソールからレザーソールに交換する事で履き心地は変わる点はご了承下さい。
P1150907見た目は違和感なく仕上がります。

P1150901お客様にも大変喜んで頂けました。

ドライビングシューズを履き込んで穴が開いた状態でも「オールソール交換」は可能です。

使用可能なソールは豊富にありますが、当店では今回の様に「レザーソール」かラバー素材の「合成クレープソール」をおすすめする事が多いです。

まずはお気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

FILIPS ハーフラバー(メンズ) ¥3,000(税抜)

納期 2週間以内

Tod,s(トッズ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)