TOD,S(トッズ)レディースドライビングシューズの加水分解した靴底をレザーでオールソール交換修理

P1210882TOD,S(トッズ)のレディース・ドライビングシューズをお預りしました。

昨年は本当に多くのドライビングシューズ修理をさせていただきました。

ですがデザインは沢山あるので、初めて見るタイプも多いです。

それぞれに合った方法を考えてご提案させていただきます。

P1210883今回はアッパーの外側はモカ縫いで

P1210884内側はプレーンの面白いスリッポンです。

P1210885まださほど履かれていない状態になります。

P1210886

靴底も初めてのデザインでした。

ソール面はお馴染みの凸凹で、

P1210887カカト部分はウレタン素材でヒールを形成されていますが、「加水分解」による経年劣化で崩れてしまっています。

P1210888この状態になると「オールソール交換」で靴底を新しく作り替える方法になります。

P1210889今回は少しヒールがあるドライビングシューズなのでそれを考慮して作業を進めさせていただきます。

P1210890ソール部分も今の凸凹では

P1210891アッパーのつま先部が地面と擦れてしまうので改善するようにします。

P1220042劣化した部分は取り除き、新しくソールを取り付けて「マッケイ縫い」で縫いました。

ラバーソールか今回の様に高級仕様のレザーソールをお選び頂けます。

P1220044そしてレザーソールを「カラス仕上げ」で黒く染めて仕上げました。

染める色はお客様でお選び頂けます。

P1220047これでつま先が地面と擦れる心配はございません。

P1220045カカトのトップリフトはビブラム社のラバーを使用し、

P1220046元と同じバランスに革でヒールを作っています。

P1220048なので歩行に不快感を与えません。

ソールが付く事で返りの良さは軽減しますが、耐久性は向上しました。

P1220043これで安心して履いて頂けますね。

レザーソールが擦り減るのを防ぐためにあらかじめ「ハーフラバー」で補強されるのも良いと思います。

P1220049店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

納期 2週間以内

Tod,s(トッズ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)