VALENTINO(ヴァレンティノ)スタッズパンプスのハーフラバー(裏張り)補強&ピンリフト交換のよくある定番修理内容

P1180181 VALENTINO(ヴァレンティノ)のスタッズパンプスをお預りしました。
P1180182当店ではすっかりお馴染みのヴァレンティノの修理ですが、今回はいつもの「巻革交換」と少し違う内容でご紹介します。
P1180184カカトの先端の「ピンリフト」から中の鉄芯が見えています。

この状態だとピンリフトを新しく交換する必要があります。
P1180185そのピンリフトがこのようにヒールまで喰い込んでいる状態もたまに見られます。

ヒール周りに巻いてあるクリーム色のエナメルレザーが歪んでいます。
P1180186状態が気になり、「巻革交換」でヒールの革を巻き直す修理でお持ち頂くケースも多いですが、まださほど履かれていない靴の状態で、ヒール周りも歪んでいる部分以外は綺麗なのでこの状態では「巻革交換」の修理まではしなくても良いと考えています。

出来るだけ気になるヒール周りを綺麗にしてお渡しします。

P1180187あとレザーソールはこのままの状態で履かれると今後ダメージが広がるので補強させていただきます。
P1180188<after>

イタリア製のピンリフトで新しく交換しました。
P1180189歪んでいたエナメルレザーは出来るだけ形を戻してから先端のピンリフトを取り付けます。

ヒール周りの巻革の修復は基本費用をいただいておらず、サービスでで出来るだけ綺麗にします。
P1180190今後履いて行くうちに両足のヒール巻革が大きくキズ付いたら「巻革交換」でお持ち頂ければと思います。
P1180192 レザーソールは「ハーフラバー」で地面との接地面をカバーするように補強しました。

これで擦り減りの心配がなく履いて頂けます。
P1180193良い状態をキープして履いて頂くにはあらかじめのハーフラバー補強、小まめな修理が大切です。

丁寧に作業をさせていただくので安心してお任せください。
P1180194店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

お気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

Italy ピンリフト交換 ¥1,000(税抜)

Italy CASALI ハーフラバー(黒) ¥2,500(税抜)

納期 当日~翌日

Valentino(ヴァレンティノ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)