こんにちは東です。
ブランドは不明ですが、アメリカのヴィンテージシューズをお預りしました。
お客様はヴィンテージシューズを販売している店でご購入された模様です。
年代は不明ですが、古いアメリカ靴特有の雰囲気がありますね。
この度は靴底の修理でお持ち頂きました。
カカトの形状は「トーマスヒール」です。
レザーソールにまだ穴は開いていませんが、中心部がだいぶ薄くなっています。
つま先も薄くなっているので、これを機に「オールソール交換」で靴底全体の作り替えをご希望されました。
靴の構造は「グッドイヤーウェルト製法」になります。
ヴィンテージシューズの雰囲気を損なわないようしっかりと修理をさせていただきます。
<after>
元と同じくレザーソールで「オールソール交換」をし、
ビブラム社の10mm厚ラバーでトーマスヒールの形状を再現しています。
ヴィンテージシューズでは、レザーウェルトが劣化して縫えない状態だったり、中物が劣化していたりなどの状態がありますが、今回は問題なく慎重に作業を進めさせていただきました。
靴底周りが新しくなると引き締まった印象になりますね。
これで安心して履いて頂けます。
あとはアッパーに定期的にクリームで保革してあげればまだまだ長く履いて頂けます。
Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)
vibram ♯5345ラバートップリフト +¥1,000(税抜)
納期 2週間以内