ニューバランス スニーカーの修理

new balance(ニューバランス)のスニーカーをお預かりしました。

川崎(神奈川県)のお客様からHPの「お問合せ」で画像と文章で修理出来るかをご質問ただきました。

出来る限りですが文章で修理内容をお伝えした後、店にお持ちいただきました。ありがとうございます。P1030085なかなか見ないデザインのニューバランスのスニーカーです。P1030087修理箇所の名称はわかりませんが、カカトに被さっているウレタン素材が加水分解で劣化してボロボロの状態です。 P1030086 ソールの状態は問題ありません。

修理方法は店それぞれ対応が違うかもしれませんが、接着性、柔軟性、摩擦性に優れた革素材で同じパーツを作ろうと思います。

アッパーの素材も革なので剥がれる心配も少なくカカトの急なカーブにも対応できると考えました。P1030112 立体の靴に出来るだけ誤差がないように平面の型紙の段階では慎重に作業を進めていきます。P1030113パーツに立体感が出るように2.3mmほどある厚みのある牛革を使用します。

裁断し漉き加工して形を添わせやすいようにしました。

革の上部分の裁断面は革の毛足があり見えてしまうので、コバ処理でツルツルにしています。P1030116ソールをある程度剥がして作ったパーツを巻き込みました。

問題なくしっかり付いています。 P1030115さすがに元と素材感は違いますが、オールレザーなので違和感はないと思います。

あと【靴磨き】もしました。

今回のように遠方の方も修理が出来るかどうか疑問がございましたらお見積りだけでもお気軽にHPのお問合せでご連絡いただけたらと思います。

 

スニーカー革当て加工(両足) ¥3,000~(税抜)

靴磨き ¥1,000(税抜)

New Balance(ニューバランス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)