レディースのChristian Louboutin(クリスチャンルブタン)の修理をお預かりしました。
言わずと知れた靴底が赤いレザーソールで有名なフランスのブランドです。これからの時期は多くなる【接着】の修理を少し紹介します。
写真のように本体とソールを貼り合わせていた接着が弱くなり、大きく剥がれています。このように靴底またはつま先などが剥がれてしまった場合はご自身で修理するには困難なのでお任せください。
市販の「アロンアルファなどで接着をしようとして付かなかった」との声がよくあり、お持ちいただくケースが多いです。
接着は意外と手間がかかる修理内容で意外と大変です。
作業内容は「剥がれた接着面の残りカスを取り除く」→「接着する面の両方を適した溶剤で表面加工し、しばらく放置」→「接着面両方に強力な接着剤をキワまで薄く塗り、しばらく放置」→「乾燥後、接着面を温める」→「接着」などといった手順です。
「履いている靴底が剥がれてしまったので今すぐ接着」とご来店いただくケースもありますが、基本的に難しいです。最低1時間以上はお預かりします。
そういった場合は代わりの靴をお貸ししますので再度ご来店いただければと思います。しっかり接着が出来ました。これで当分は剥がれる心配がなく快適に履いていただけると思います。
※長く履いている合成皮革の素材の場合は接着の強さに素材が耐えれなくて、接着が困難でお断りさせていただく場合もございます。今回の【接着の修理】に限らずお持ちの靴の状態でお悩みがあればお気軽にお問合せ、ご来店ください。
靴底全体接着 (片足)¥1,500(税抜) ※両足の場合 ¥2,000(税抜)
Christian Louboutin(クリスチャンルブタン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)