遠方より配送で CHARLES JOURDAN(シャルル ジョルダン)のレディースブーツの修理をお預かりしました。
アッパーの状態はとてもキレイなのですが、原因は解りませんが靴底のレザーソールはこのようになっています。
靴底を新しく作り直すしか方法はないので【オールソール】で修理します。ヒールのスタック巻革にダメージは見られないので、「ソールの張り替え」「スタック巻革の仕上げ直し」「トップリフト交換」を行います。
今回、 お預かりしたヒールブーツはヒールパンプスと同じ構造で作られているので「パンプスのオールソールメニュー」でお受けしました。 <after>
画像が暗くて解りにくいですが、レザーソールでオリジナルと同様に作り替えました。
レザーソールはブラックに染めています。
また見た目の印象を損ねないようにソールの厚みは紳士靴より薄い3mmのイタリーレザーを加工して使用しています。 これでまた活躍出来ますね。
紳士靴と違い、このようなレディースのブーツやパンプスは元々オールソールをする前提で靴が生産されていないので、ハーフラバーを貼って履かれるのが良いと思います。
ですがオールソールも可能なのでお持ちの靴の状態が気になれば諦める前にお任せいただければと思います。
ありがとうございます。レディース レザーオールソール(パンプスタイプ) ¥9,800(税抜)
※トップリフト交換を含む
※巻革交換の作業を行う場合は+¥4,000~¥4,800
納期 1週間~10日ほど