こんにちは東です。
旧Church、s(旧チャーチ)を千葉県の常連様よりお預りしました。
およそ1980年~に製造された古い旧チャーチです。
お客様は様々なイギリスの高級靴をご愛用されていますが、こちらはデッドストック(当時の新品未使用状態)で見つけられたらしく、雨の日用に使用されているとの事です。
お客様いわく、ガラス加工されたアッパーの革は現在の「ポリッシュドバインダーレザー」ではなく、その前の「ブックバインダーレザー」と呼ばれる革しいです。
このような知識はお客様の方が詳しかったりすることもよくあります。
ガラス加工されたアッパーはスムーズレザーに比べると防水性があるので、確かの雨には強いですが、
レザーソールは雨には弱いのでお困りの模様でした。
ソールを「ハーフラバー」カカトを「ラバートップリフト」にするのも一つの手ですが、水分を含みすぎるとハーフラバーも剥がれやすくなるのであまりオススメは出来ません。
なので、
<after>
今回は一番良いと思う方法をお選び頂きました。
靴底全体をラバーソールへ「オールソール交換」させて頂きました。
イギリスの靴なので、一番良く似合う「ダイナイトソール」を使用しました。
「グッドイヤーウェルト製法」の靴は繰り返しソール交換が出来るほかに、ソールの素材も変更しやすいのもメリットです。
雨に強いアッパー&雨に強いソールの組み合わせなので、安心して履いて頂けます。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございます。
ダイナイトソール(黒)オールソール交換 ¥14,800(税抜)
納期 2週間以内
過去のチャーチの修理事例です。
Church,s(チャーチ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)