aestasフルオーダー納品 ~外羽プレーントゥ~

こんにちは、aestasの石川です。

年内最後の納品は黒の外羽根プレーントウです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最もシンプルな形ですが、お仕事に休日履きに、様々なシーンでお使い頂けるデザインです。内羽根のストレートチップと共に、一足あると大変重宝します。

「外羽根」「内羽根」と書きましたが、今回はこちらについて少しお話させて頂きます。

この二つは紐靴のデザインの名称で、今回の靴の様に甲を押さえる部分が一番下の紐まで大きく開く構造のものを「外羽根式」、一番下の紐から履き口にかけてV字にしか開かないものを「内羽根式」と呼びます。

どうして「外」「内」と呼ぶのかについては少し専門的になってしまいますが、紐を通す部分の「羽根」(文字通り鳥の羽根のように見えることから)と呼ばれるパーツが、一番外側にあるかどうかで決まります。(サドルシューズなど一部例外はありますが・・・)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この2つのデザインは非常に似ていて、何気なく選んでしまいがちですが、フィッティングにおいて大きな違いがあります。

羽根の可動域が大きい外羽根のデザインはそれだけ許容範囲が大きくなっていますので、既製品はもちろんのこと、オーダー靴の1足目としても大変適した構造です。

1日の内、季節でも大きさが変化する足に柔軟に対応できる万能さが、より快適な歩行の助けとなります。

靴にお困りのお客様にはこちらのデザインをお薦め致します。

対して内羽根は甲の立ち上がり部分は広げる事が出来ない構造ですので、制限を受けた分足と靴とのフィッティング精度が外羽根よりも求められます。

木型から作るという視点で見れば、内羽根の方がオーダーでこそ作るべきデザインだと感じます。

ただ、内羽根式は基本的にフォーマルシーンのデザインですので、ビジネスにもカジュアルにも使えるという点では外羽根の方がコストパフォーマンスに優れています。

どちらのシーンで履く事が多いのか。まずはそこからデザイン選びをスタートされるのが大切ですね。

今回の靴は外反母趾の症状のあるお客様でしたので、よりフィッティングの高い外羽根式でご提案させて頂きました。

外羽根と内羽根。似て非なる2つのデザインですが、靴選びの際の一つのポイントとしてご参考頂ければと思います。

ハーフラバーとかかともゴム仕様にしましたので滑る心配も軽減しました。沢山履いて頂けると嬉しいです。ありがとうございました。

2017年もよりご満足頂ける靴作りを目指していきますので、apegoと共によろしくお願い致します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
<今回の靴> 外羽根プレーントゥ
靴代・・・¥98,000-(マッケイ製法)
※ハンドソーンウェルト製法・ノルベジェーゼ製法の場合 ¥160,000~
革・・・ミネルバボックス
ソール・・・レザーソール + ハーフラバー
 

初回木型製作代 +¥50,000(仮縫い込み)

※現在納期は約3か月です。

※価格は税抜き。

 

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com