ALDEN(オ-ルデン)のレザースニーカーをお預りしました。
アッパーは起毛のヌバックレザーであまり見ない靴です。
お客様は数十年前にアメリカでご購入されたらしく、おそらく日本にはなかったんではないか?とおっしゃっていました。
靴底の修理になります。
アウトソールはクラークスでも使用される「クレープソール」です。
長年履き続けて色が変わり、剥がれている状態です。
このままでは履けないので新しく「オールソール交換」をさせていただきます。
使用するソールは「レザーソール」「ラバーソール」「スポンジソール」同じく「クレープソール」が可能ですが、
お客様は合成ゴムの「合成クレープソール」の「濃アメ色」をお選び頂きました。
見た目は天然ゴム素材のクレープソールと似ていますが、合成ゴムなので雨の日も滑りにくく固めです。
今後はクレープソールのベタツキを避けるためですが、見た目を大きく変えないようにこちらを選択されました。
ウェルトとアウトソールの間にはスポンジ素材のミッドソールがありますが、こちらはダメージがなかったので残したまま修理をさせて頂きました。
これで安心して履いて履いて頂けますね。
ヒール部分はEVA(スポンジ系素材)で高さを作っています。
良い作りの靴は長く履かなくなっていても修理をすると状態が甦ります。
丁寧に作業をさせていただくので安心してお任せください。
ありがとうございます。
合成クレープソール(濃アメ) ¥10,800(税抜)
納期 2週間以内