Alden(オールデン)レザーソールからダイナイトソールへカスタムオールソール交換&カウンターライニング修理

P1120017Alden(オールデン)のバリーラストを使用したコードバンシューズをお預りしました。 P1120019靴底を見ると、カカトのトップリフトは修理されていますが、レザーソールは純正の状態です。P1120020このモデルはレザーの「ダブルソール」で、靴に返り(曲がり)が少ないので、つま先が大きく減っていました。P1120021ソールの減り方から、靴を擦って歩かれているのでソール中心部に穴が開く前に「出し縫い」のアウトステッチが広範囲で切れて、ソールが開いている状態です。P1120022つま先の擦り減りはレザーミッドソールまでで、ウェルトには達していない状態なので通常の「オールソール交換」が可能です。P1120023お客様のご要望の形でオールソール修理させていただく事になりました。P1120018加えてカカトのライニング(裏革)にもダメージが見られるので補強します。P1120191<after>

「カウンターライニング」という修理メニューで、革をあてて補強しました。P1120193靴底に使用したのはイギリスの「ダイナイトソール」になります。

オールデンのバリーラストの靴に使用したことはなかったのですが、予想以上にいい感じに仕上がりました。P1120195新しいレザーミッドソールも挟み、オリジナルと同様にダブルソール仕様です。P1120192ダイナイトソールは「雨の日用のラバーソール」としても有名ですが、アッパーはコードバンなので雨が降りそうな日は履かないようにお気をつけください。

レザーソールより耐久性がある仕様として、コードバン&ラバーソールの組み合わせで履かれるのも良いと思います。

「グッドイヤーウェルト製法」のオールソール交換は色々な仕様に出来ることも多いので、ご希望の方はお気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

ダイナイトソール オールソール交換 ¥14,800(税抜)

レザーミッドソール(3mm厚) +¥2,500(税抜)

納期 2週間以内

Alden(オールデン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)