ALEXANDER WANG(アレキサンダーワン)のレディースシューズをお預かりしました。 アレキサンダーワンの靴はたまにお預かりしますが、初めて修理でお預かりするデザインです。
シンプルなレースアップシューズですが、
靴底の作りが特徴です。
いわゆる「ボロネーゼ製法」という作りです。
アッパーは靴底まで覆われており、 ヒールが単体で付いています。 レザーソールもソール前部に単体でついています。
そのレザーソールが擦り減らないように過去に「ハーフラバー」でカバーされている状態です。 そのレザーソールが大きく剥がれている状態でした。
原因は、ちょうどこの位置は歩行時に靴が曲がる屈曲部になります。
それに加え、レザーソールが接着剤のみで付いている構造なのでどうしてもこのようになってしまいます。
お客様は修理を諦めかけておられましたが、今後こうならないように修理をさせて頂くことになりました。 ハーフラバーを剥がし、レザーソールが表面に出た状態にしました。 その上に「マッケイ縫い」で縫います。
同じ構造のボロネーゼ製法の靴は、元々このように縫われているケースが多いと思います。 これでレザーソールが剥がれてくる心配はありません。 その上に新しい「ハーフラバー」でカバーすることで縫い糸にダメージが加わらず履いていただけます。 これで安心して履いていただけます。 見た目も違和感なく仕上がるのでご安心ください。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
FILIPS ハーフラバー ¥2,700(税抜)
縫い直し +¥2,000(税抜)
納期 2週間以内
過去のアレキサンダーワンの修理事例です
Alexander Wang(アレキサンダーワン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)