alfredo BANNISTER(アルフレッド バニスター)のメンズサンダルを都内遠方よりお持ちいただきました。 お客様は大変ご愛用されているサンダルの模様ですが、アッパー以外の状態が気になっておられました。
新しく買い替えるのもご検討された模様ですが、今は作られていないサンダルとのことで、費用が掛かっても修理をしてこれから長く履いていきたいとの事です。 画像を取り忘れましたが、靴底のソールはだいぶ擦り減りが見られました。
それに加え、足裏が直接触れる中敷きの擦れも気になっておられました。 この部分は靴に一体になるよう作られているので表面上には修理が困難になります。 今回は靴底を「オールソール交換」で作り変える工程もあるので、 一緒にアッパーも分解をしてこの巻き込んである中敷き部分も作り変えさせていただきます。
<after>
「オールソール交換」の完成です。 靴底は「合成クレープソール」で作り変えさせていただきました。
ヒールがないフラットに仕上げています。 ご覧の通り中敷き部分はあたらしく用意をした黒の革で上から巻いています。 中敷きが新しくなったので、もちろん見た目が良くなりましたが、足あたりも良くなっています。 サンダルは作りが通常の靴よりシンプルなので、アッパーの状態が生きていたら、今回のように大きく作り変えることも可能なケースが多いです。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
合成クレープソール(黒・6mm厚・ヒールなし) ¥7,800(税抜)
中敷き交換 ¥2,000(税抜)
納期 1週間ほど