ATTACHMENT×H.ARAI(アタッチメント×アライヒロシ)のダービーシューズをお預りしました。 手間が掛かった作りにデザイン性もあります。
アッパーに使用されている革はイタリアの「GUIDI(グイディ)」レザーです。
靴底はあらかじめ厚みのあるハーフラバー加工をされており、レザーソールはカカトまで繋がっている形状で、そのままレザートップリフトになります。
お客様はとても大切に履かれており、この度はこの特殊カカトの修理になります。
擦り減りが積み上げに達する手前なので修理によいタイミングでお持ち頂きました。
修理方法はいくつか選択肢があるので悩みますが、お客様とのお話で、「耐久性がある仕様、サイドからの見た目が損なわない」とのご希望でしたので、
出来るだけイメージを損なわないよう修理をさせていただきました。
使用したのはビブラム社の「5350ヒール」のラバーです。
元のイメージと近く、レザーのトップリフトを使用するより耐久性に優れています。サイドからの見た目を損なわないようにソールからトップリフトにかけて自然に斜めに削って仕上げています。
今後はカカトのトップリフト交換の修理もしやすくなります。
しっかりと厚み、バランスが整いました。
違和感はございません。
これでまたご愛用して頂けますね。
特殊な修理内容は特にですが、お受けする際に仕上がりのイメージを出来るだけ明確にお伝えさせていただきます。
まずはお気軽にご相談下さい。
ありがとうございます。
vibram ♯5350 ラバートップリフト交換 ¥2,500(税抜)
納期 翌日以降