BIRKENSTOCK(ビリュケンシュトック)廃盤になってオールソール交換が不可能な靴を補強修理

P1450068 BIRKENSTOCK(ビリュケンシュトック)のレディースブーツをお預かりしました。

今はもう廃盤になったモデルですが、お客様は長年気に入って履かれており、この度は修理のご相談をいただきました。P1450069 今は作られていない靴ということもあり、ビリュケンシュトックの販売店、その他靴の修理店では修理が出来ないとのことでお悩みでした。P1450070 靴底を確認すると一体型ソールで、P1450071 カカトが大きく擦り減り、P1450072 ソール前部も押せば凹む程薄くなっていました。

この状態になると「オールソール交換」で靴底全体を作り変える修理になるのですが、P1450073 この靴はステッチダウン製法で一体型ソールを縫っている構造です。

当店は様々な構造の靴を「オールソール交換」させていただいていますが、この構造の靴だけはお断りさせていただいています。

P1450074 ですがソール交換は出来ませんが、別の方法で補強をご提案させていただきました。P1450075 しっかりと修理を
P1450076 進めさせていただきます。P1450090 <after>

靴底全体を補強しました。P1450091 使用可能なソールは様々ありますが、せっかくなので純正と同じ「ビリュケンソール」を使用させていただきました。

素材はスポンジなので軽量感がある仕上がりです。P1450092 7mm厚を薄めのビリュケンソールを使用しています。P1450093 元のソールをフラットに加工をし、ビリュケンソールを接着で取り付けています。

この方法であればソール交換をせずに補強が可能です。P1450094 減っていたカカト部分はEVAで厚みを戻してからソールを取り付けています。P1450095 どうしても修理をした感は出来てしまいますが、バランスは戻り安定感がある歩行をしていただけます。P1450096 お客様も諦めていたのですが、大変喜んでいただけました。P1450097店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

ビリュケンソール ソール全体補強 ¥8,800(税抜)

納期 2週間以内

Birkenstock(ビリュケンシュトック)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)