CARMINA(カルミナ)の内羽ストレートチップをお預りしました。
今回のCARMINA(カルミナ)もそうですが、YANKO(ヤンコ)などスペインの靴をご愛用されているお客様も多いと、店を構えていると感じます。
靴底の修理になります。
靴の作りは「グッドイヤーウェルト製法」になります。
ご購入されてからつま先部はそのままで履かれており、「出し縫い」のステッチが切れてソールが剥がれています。
レザーソールとウェルトが剥がれていますが、グッドイヤーウェルト製法の構造の靴は特にこの「ウェルト」の状態は大切です。
つま先の補強をブログで取り上げる機会が多いですが、このウェルトを守る意味合いが大きいです。
万が一、ウェルトが大きく損傷しても「リウェルト」という修理メニューでウェルト交換は出来ますが、修理費用、修理期間が負担になるのでお気をつけていただければと思います。
ソール中心部にはまだ穴が開いていないので修理方法も悩みますが、だいぶ薄くなっていることもあり、しっかり修理するために「オールソール交換」をさせていただく流れとなりました。
<after>
オリジナルと同様にレザーでオールソールしました。
カカトのトップリフトは10mmと、厚みのある「ビブラム5345」のラバーを使用しました。
今後はレザーソールのつま先部が擦り減りにくいように「lulu ヴィンテージスティール」をあらかじめ取り付けています。
金属製なので耐久性に優れています。
これで安心して履いて頂けますね。
店頭だけでなく郵送でもお受けしています。
お気軽にご連絡ください。
ありがとうございます。
Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)
vibram ♯5345 ラバートップリフト +¥1,000
lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)
納期 2週間以内