こんにちは東です。
Christian Louboutin（クリスチャンルブタン）のヒールパンプスをお預りしました。
ルブタンでよく見かけるエナメルレザーで、ピンクベージュ？のような色合いです。
お客様はヒールの状態が気になりお持ち頂きました。
よくある修理内容ですが、ヒールに巻いてある「巻革」がキズ付いています。
エナメルレザーは巻革の擦れ、めくれは目立ちやすい傾向があります。
今回は「巻革交換」のご依頼ですが、全く同じ色のエナメルレザーを入手するのは困難なので、若干色合いは変わります。
お客様も他の靴で「巻革交換」は過去に経験されている模様で、修理をしても今後また交換する可能性があるとの事で、エナメルではなく別の革をご選択されました。
当店のレジ横には色々と材料のサンプルを展示しています。
ヒールの巻革の仕上がりもいくつかあるのでこの中からお選び頂けます。
靴本体からヒールを取り外し→元のエナメルレザーを剥がし→新しい革を巻いた状態です。
この革はイタリアの「スタックレザー」になります。
革の層をカットして作られています。
イタリアの高級靴にも使用されているので、靴が安価な雰囲気にはなりません。
色をブラウンやブラックに染めて仕上げたりもしますが、今回は革らしく無色で仕上げています。
靴本体に取り付けて完成です。
ピンクベージュカラーのアッパーとの相性は良いと思います。
ヒール先端はイタリア製の「ピンリフト」を取り付けます。
スタックレザーでの巻革交換はこのような仕上がりになります。
元のようにエナメルレザーをご選択いただいた場合は、少し色合いが変わる点はご了承下さい。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございます。
巻革交換（スタックレザー） ￥4,800（税抜）
Italy ピンリフト交換 ￥1,000（税抜）
納期 3日～1週間
Christian Louboutin（クリスチャンルブタン）の修理事例 | apego（アペーゴ） (apego2015.com)