Church’s(チャーチ)ブラックラピド製法のレディースのダブルモンクをビブラム2055ソールで作り替えるオールソール交換修理

P1330901こんにちは東です。

Church’s(チャーチ)のレディースシューズをお預りしました。

P1330902こちらはダブルモンクストラップになります。

BURWOODをはじめ、レディースのチャーチをご愛用されている方も多いです。

P1330903イタリア製になり、表面上からは分かりにくいですが「グッドイヤーウェルト製法」ではなく「ブラックラピド製法」で作られています。

「ブラックラピド製法」は靴の中底とミッドソールを「マッケイ縫い」で縫い、ミッドソールとアウトソールを「出し縫い」で縫った複式縫いの構造です。

ミッドソールを挟む分、マッケイの靴より固さを感じ、中物(コルク)がない分、グッドイヤーの靴より中底の沈みがない、比較的がっちりした印象を感じます。

P1330904この度は靴底の修理でお持ち頂きました。

チャーチで見られるラバーソール&レザートップリフトの組み合わせです。

P1330905つま先部のラバーソールが出し縫いとの境目でなくなっていました。

たまに見られる状態ですが、地面と強く引っ掛かったのではないでしょうか?

P1330906靴底を薄く見せるため、レザーミッドソール下のラバーソールは厚みが薄いものが使用されています。

ラバーの材質と薄さで欠けてしまったと思われます。

P1330907つま先のみを部分修理する事も可能ですが、お客様はこれを機にラバーソール全体の交換をご希望されました。

レザーミッドソールより下を「オールソール交換」で修理をします。

P1340013<after>

使用したのは耐久性のある「ビブラム2055ソール」と

P1340014「2055ヒール」の組み合わせです。

P1340015以前より厚みのあるラバーソールなので「靴の返り」は固くなりますが、耐久性は向上します。

P1340012ラバーソールだけでなく、レザーソールやスポンジソールにも交換が出来るのでご希望があれば言って頂ければと思います。

P1340016見た目も違和感なく仕上がるのでご安心下さい。

P1340017これで安心して

P1340018履いて頂けますね。

P1340019店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

vibram ♯2055ソール(黒)オールソール交換 ¥12,800(税抜)

納期 2週間以内

 

過去のチャーチの修理事例です。

Church,s(チャーチ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)