Clarks(クラークス)のデザートブーツをお預りしました。
HPの過去の修理例を見て、宮城県から郵送で修理を依頼いただきました。 クラークスといえばこの「クレープソール」は有名ですね。
クレープソールは生ゴムの特殊な材質なので、履き心地や見た目でメリット、デメリットがはっきり表れやすいと思います。「オールソール交換」で靴底を全体作り替える修理をお受けしました。
別のソールに交換する「カスタムオールソール」になりますが、使用できるソールの選択肢も多いので、お客様との仕上がりのイメージの共有が大切になります。
「カスタムオールソール」は、「過去にした事例がない」「イメージがお伝えしにくい」などの場合は郵送ではお断りさせていただく場合もあるのでご了承下さい。 クラークスはアッパーをL字に折り返してソールと一緒に縫う「ステッチダウン製法」を採用しています。
主にカジュアル靴で使用される製法になり、クレープ素材のミッドソールと一緒に縫っているので、縫い直して修理します。<after>
靴の印象が明るくなった気がします。使用したアウトソールは「ビブラム4014ソール」です。
ご存知のレッドウィングの修理で使用される機会が多いソールになります。間に同色の「ラバーミッドソール」を挟み、縫い直しています。
そしてアウトソールを接着する構造です。元のクレープソールからは大きくイメージが変わります。クラークスの中底はとても薄く、履いているとクレープソールの柔らかさが足に伝わりやすいと思います。
カスタムオールソールで別素材のソールにすることで、以前とはおそらく履き心地が変わります。
その点をご了承いただいた上で修理させていただきます。お預りする事が多いブランド、ご要望が多い特殊な修理メニューというものがありますが、クラークスのこの修理は来年多くなる気がしています。
まずはお気軽にご連絡下さい。
ありがとうございます。
vibram ♯4014 オールソール交換 ¥10,800(税抜)
ラバーミッドソール交換 +¥2,000(税抜)
納期 2週間以内