Clarks(クラークス)のナタリーを神奈川県より郵送でお預かりしました。
昨年から修理のご依頼が多いナタリーです。
靴底のクレープソールが劣化して「オールソール交換」の修理をいつもさせて頂いています。
過去のブログをご覧いただければお分かりですが、ナタリーのソール交換は再現するように加工するのは出来ず、各パーツを繋ぎ合わせて修理をしています。
結構な手間暇が掛かる修理なので納期は長くいただいています。 今回はソール交換ではなく、別の修理をご紹介します。
クレープソールのカカト部は擦り減り、中からスポンジが見えている状態です。
カカトは深く擦り減っていますが、意外とソール面はまだ厚みがあり、
クレープソールはベタツキなどの劣化はない状態なので、
今回は擦り減ったカカト部のみの修理をご提案させていただきました。
どうしても修理をした感は出ますが、出来るだけ違和感がないように加工をさせて頂きます。
擦り減ったカカトのみをクレープソール素材で「コーナーハーフ」修理で厚みを足しました。
履いていくうちに色の差は無くなっていくと思います。
靴のバランスが戻り、
サイドからの違和感がないように、黒く着色して完成です。
ソール全体交換をする必要がない場合は、こちらの方法をオススメします。
これで安心して履いていただけます。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
クレープソール コーナーハーフ ¥3,500(税抜)
納期 翌日~3日程