Clarks(クラークス)ナタリーの靴底をオールソール交換で作り変える修理

P1460967 Clarks(クラークス)の「ナタリー」のレディースをお預かりしました。P1460968 当店では過去に数百足のクラークスの修理をさせて頂いていますが、クラークスの数あるモデルの中で一番修理が難しいのがこの「ナタリー」です。P1460969 靴底は生ゴム素材の「クレープソール」です。P1460970 履いていくうちにカカトが擦り減って穴が開いている状態でした。

この状態であればカカトのみを部分修理が出来ますが、長く履かれていることもあり、お客様は「オールソール交換」で靴底の作り変えをご希望されました。P1460971 ナタリーの修理で難しいのは、このつま先部の反り上がりと
P1460972 カカト部の反り上がりです。P1460973 1枚のクレープソールを、つま先、カカト、サイド部分にまで沿わせるのは非常に難易度が高く、ほぼ不可能と判断をさせていただきました。

なので、元とは少し違う形でソール交換をご提案させていただきました。
P1470128 <after>

「オールソール交換」の完成です。P1470129 珍しいブラウンカラーのクレープソールを使用しました。
P1470130 つま先、カカト部はそれそれのパーツを新しく取り付けた後、P1470131 靴底を付けました。

ぱっと見の見た目は分かりませんが、元のように1枚のソールではなく、つま先、カカト、サイド、靴底とそれぞれのパーツを妻ぎ合わせて形成しています。P1470132 クレープソールは機械で削ると素材同士が同化するのでほぼ違和感がなく仕上がりました。

ナタリーのソール交換は悩みところですが、現段階ではこの方法をご提案させて頂いています。P1470133店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

2024年からナタリーの「オールソール交換(靴底全体交換)」はお受けするのをお断りしている状況です。恐れ入りますがご了承お願い致します。

 

クラークスナタリーのオールソール交換 ¥12,800(税抜)

納期 現在2週間~1ヶ月程

Clarks(クラークス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)