CORSO ROMA 9(コルソローマ ノーヴェ)バレエシューズパンプスの靴底が擦り減らないように街履き用に補強する修理方法

P1380170CORSO ROMA 9(コルソローマ ノーヴェ)のバレエシューズパンプスを新品状態で2足お持ち頂きました。

P1380171CORSO ROMA 9はイタリアの靴ブランドになります。

百貨店などでよく見かけますが、本国イタリアより日本での方が人気が高い模様です。

価格もリーズナブルなのが嬉しいですね。

P1380172お預かりしたパンプスの構造はバレエシューズになります。

P1380173レザーソールはイタリアなどの高級靴で使用されています。

滑る&擦り減り防止の為、レザーソール面を通常のパンプスと同じく補強をします。

P1380174カカト部分も全面レザーになります。

バレエをされるのであれば良い作りですが、路上で履かれるのはあまり適していません。

なので新品状態で少し勿体ないですがカカト部分を補強します。

P1380176カカトの補強の方法ですが、今のレザートップリフトの上に薄い「ハーフラバー」を貼るのは当店ではお断りしています。

カカトの擦り減りはソール面に比べるとだいぶ早いので、ハーフラバーの~2mmの厚みでは数回履くとハーフラバーを越えて擦り減ってしまいます。

トップリフトの厚みは6mm程は欲しいので、大体今のレザートップリフトと同じになります。

今のレザートップリフトの上にラバートップリフトを取り付けると靴のバランスが悪くなります。

なので今のレザートップリフトを剥がした跡、新しいラバートップリフトを取り付けさせていただいています。

P1380177<after>

地面との接地面を「ハーフラバー」で補強をし、

P1380178ソールが擦り減る心配はありません。

P1380179カカトはビブラム社のラバートップリフトに交換をしました。

P1380180厚みもあるので安心して履いて頂けます。

P1380181地面と触れる部分がしっかりとラバー(ゴム)で補強されたので、グリップ力と耐久性が飛躍的に向上しました。

CORSO ROMA 9以外に「PORSELLI(ポルセリ)」のバレエシューズでも同様の補強方法のご依頼が多いです。

P1380182補強でどうしても費用が掛かってしまいますが、元の状態のままだと日常履きではとてもダメージが広がるのが早いので、長い目で見れば早い段階で補強されるのをオススメします。

P1380183店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー ¥2,700(税抜)

vibram ラバートップリフト ¥2,000(税抜)

納期 翌日