今月に撮っておいた画像がずいぶん溜まってしまったので、1日に2回ブログをアップする日も今後は増やしていこうと思います。Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)の修理をお預かりしました。
フォーマルな内羽ストレートチップのデザインはビジネスでは一番定番のデザインでどのシーンでも活用できるということもあり、クロケットのこのデザインは本当によくお預かりします。 レザーソールの中心部に大きく穴が開いています。
この状態だと完全に【オールソール】の修理メニューになります。 カカトの内側も穴が開いています。
中のカウンターという革の芯も見えて割れてきています。
このまま履かれるとカカトの形がしっかり保てなくなり、形が崩れて歩行時に不快感を与えるのと、靴下にも穴がすぐ開きます。
【カウンターライニング】別名(腰裏補修)(すべり革)でしっかり補強の修理をしていきます。革屋さんから仕入れているライニング用の黒い革を使い、補強しました。
これで安心して履いていただけます。
ソール、トップリフトともにレザーでオールソールしました。
お客様との打ち合わせにより、ソールは縫い目を見せる「オープンチャネル」で色は真っ黒に仕上げる「カラス仕上げ」です。小まめに靴の修理を出されることが靴の寿命を伸ばす秘訣でもあります。
高価な靴は見えないところもそれなりにしっかり作られているので、小まめにメンテナンスすれば10年以上は全然履けると思います。
安心してお任せ下さい。
ありがとうございます。
Italyレザーオールソール ¥13,800(税抜)
Italyダヴテイルトップリフト +¥1,300(税抜)
カウンターライニング(両足) ¥3,500(税抜)
納期 2週間以内
Crockett&jones(クロケット&ジョーンズ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)