こんにちは東です。
常連様よりCROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)のスエードローファーをお預りしました。
今の梅雨の時期にはスエードは活躍します。
意外に思われることが多いですが、スエードは雨に強い革です。
お出かけ前に防水スプレーをすることで、よりしっかりと雨を弾いてくれる優れた素材です。
靴底はレザーソールになります。
スエードのアッパーは雨に強いですが、レザーソールは雨の日には適していません。
まだ靴底の厚みはあり修理のタイミングではありませんが、靴に詳しいお客様は雨の日仕様をよくご存知で、「ラバーソールへオールソール交換をしたい」とお持ち頂きました。少々、勿体ない気もしますが、
しっかりと修理を
進めさせていただきます。
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お選び頂いたのはビブラム社の2055ソールです。
グリップ力に優れ、擦り減りにも強いので、当店で一番使用頻度が多いラバーソールになります。
イギリスの靴なので、コバ(ソールのサイド部分)は顔料が強いイギリスのインクで染めて仕上げました。
レザーソールからラバーソールへ変更をしても、履いている状態ではほとんど分からないと思います。
これでスエードレザーのアッパー&ラバーソールで雨の日に活躍できる靴になりましたね。
ローテーションの靴にこういった仕様の靴があれば重宝します。
新品でご購入されるのも良いですが、お持ちの靴で今回の様にするのも良いと思います。
ただ、「マッケイ製法」の靴は中底に穴を空けて縫うので、ラバーソールにしても靴底から水が浸透します。
イギリスやアメリカの靴に代表される「グッドイヤーウェルト製法」の靴がオススメです。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
vibram ♯2055ソール(ブラウン)オールソール交換 ¥12,800(税抜)
納期 2週間以内
Crockett&jones(クロケット&ジョーンズ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)