Danner LIGHT(ダナーライト)を愛知県より郵送でお預かりしました。
9月になりブーツの修理依頼が増えてきています。 ダナーライトは年中修理のご依頼が多い靴です。
ダナーライトで一番ご依頼が多い修理をご紹介します。
数年前のブログでも取り上げたことがありますが、現在は価格変更しているので再度ご紹介です。
靴底の修理のご依頼です。
「ビブラム148ソール」が使用されています。 ソール前部はまださほど擦り減っていないので、まだ「オールソール交換」をするにはタイミングが早いですが カカト部のみが擦り減り スポンジに達する手前なので修理の必要があります。
ダナーライトは今回の様なケースが多いです。
一体型のタンクソールなので、カカトを修理するには「オールソール交換」で靴底全体を交換する必要があるのですが、カカトが擦り減ったのみだと毎度費用が掛かってしまうので、 この場合、「ビブラム1205」のタンク型ラバートップリフトを使用します。
厚みは9mmで現状の148ソールと同じ厚みです。 トップリフトのアゴ部分をストレートにカットし、 148ソールのカカト部分をカットし、 <after>
強力な接着剤で貼り付け、周りを整えて完成です。 繋ぐ目は出来ますが、言われなければ分らない程度と思います。 違和感はなく仕上がり、元のカカトの厚みに戻りました。 これで安心して履いていただけます。
ソールの状態によっては「オールソール交換」をご提案する場合もございます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
・vibramタンク型ラバートップリフト ¥4,500(税抜)
納期 1~3日程