EDWARD GREEN(エドワードグリーン)タッセルローファーをヴィンテージスティールを取り外してハーフラバー&ヴィンテージスティール補強

P1280626こんにちは東です。

EDWARD GREEN(エドワードグリーン)のタッセルローファーを都内遠方よりお持ち頂きました。

P1280627編み込んだレザーが立体感があり雰囲気がありますね。

革質の良さも引き立ちます。

P1280628この度は靴底の補強でご相談をいただきました。

P1280629過去に国産のヴィンテージスティールでつま先を補強されています。

P1280630お客様はヴィンテージスティールに加え、やはりソール面の擦り減りが気になり「ハーフラバー補強」をご希望されました。

P1280631ヴィンテージスティールは厚み1,5mm分をレザーソールを削り、埋め込んでビスで固定します。

なのでレザーソール~ヴィンテージスティールはフラットな面になるのが良い仕上がりです。

ですが、この状態でハーフラバーを取り付けると大きな凸凹が出来てしまいます。

一番綺麗な仕上がりにするのであれば、今付いているヴィンテージスティールを取り外す必要があります。

また、付いていたヴィンテージスティールの再利用は出来ません。

P1280633ヴィンテージスティールを取り外し、

P1280634その部分を革で埋めてフラットな状態に戻しました。

P1280635ハーフラバーが納まるようレザーソールを加工しています。

P1280636<after>

強力な接着剤でハーフラバー補強し、

P1280637つま先部は新しく「lulu ヴィンテージスティール」ヴィンテージスティールを取り付けました。

これでレザーソール~ハーフラバー~ヴィンテージスティールはほぼフラットな状態に仕上がります。

P1280639靴底の補強の際に、ハーフラバーのみで補強された場合は、後日ヴィンテージスティールをご希望であれば、ハーフラバーをカットしてヴィンテージスティールをスムーズに取り付けが出来ます。

ですが、今回の様にヴィンテージスティールのみで先に補強をした場合、後でハーフラバーをご希望の場合は基本、今回のような内容になり費用が掛かります。

なので靴底を補強される場合は早い段階でハーフラバーをするかどうかの選択は決めておられた方が良いと思います。

P1280640これで安心して履いて頂けます。

レザーソール面をしっかり補強したので、今後ソール交換をしない前提の補強になります。

P1280641店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)

つま先革埋め +¥600(税抜)

FILIPS ハーフラバー ¥3,000(税抜)

納期 翌日以降

Edward Green(エドワードグリーン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)