EDWARD GREEN(エドワード グリーン)をお預かりしました。
お客様は海外に滞在してお仕事をされており、この度は日本に1週間帰国しているとのことで、お持ちの靴を修理にお持ち頂きました。
海外に住まれている日本人の方が帰国の際に靴修理をお持ち頂くことがしばしばあります。
アメリカ、アジア圏に住まれている方は特に現地では靴修理をするのに抵抗を感じる模様です。この度は靴底の修理で、つま先とカカトの修理になります。
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カカトは過去に日本で修理をされており、国産の「アローヘッド」のレザートップリフトを使用しています。<after>
エドワードグリーンのイメージを損ねないように、元と同じ「ラスター」のレザートップリフトで交換しました。
通常はこのイタリア製のラスターを使用していますが、ご要望があればイギリス製のオークバーグレザーのラスターも費用は上がりますが使用可能です。
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つま先は擦り減ってきて、ウェルトに達する手前なので補強します。
まずは革でソールの厚みを戻し、金属製の「lulu ヴィンテージスティール」で補強しました。
これでつま先の擦り減りの心配はなく歩行できます。使用感のあったコバ、ヒール周りの革は仕上げ直したので引き締まった印象です。
また帰国の際に修理にお持ち頂ければと思います。
ありがとうございます。
Italy ラスター レザートップリフト交換 ¥3,800(税抜)
lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)
つま先革埋め +¥600(税抜)
納期 翌日