EDWARD GREEN アンティーク仕上げの靴磨き

P1050319 EDWARD GREEN(エドワードグリーン)をお預かりしました。P1050321シンプルなデザイン+色が「薄いブラウン」ということもあり、お客様は購入してからは履かずに「ずっと自宅の靴箱で眠っていた」とのことです。

「薄い色合いのブラウンではスーツに合わせにくい」と【靴磨き】でお持ちいただきました。P1050320 アッパーが薄いブラウンなので、コバ周りも「素上げ」に近い仕上げです。

コバ周りも着色できますが、個人的に革の風合いを活かした仕上げは好きなので今回はこのままにします。P1050322 靴底のレザーソールはお客様のご要望で【ハーフラバー】で補強していきます。P1050439 まずは、靴クリームの「ダークブラウン」を使用して全体の色合いを少し深い色合いのブラウンに変えます。

深い色合いのブラウンになると服装と調和し、靴の色だけが浮く感じにはなりません。P1050440続いて「ネイビー」の靴クリームを使用していわゆる「アンティーク仕上げ」をしました。

濃淡が出るバランスを考慮して靴磨きをおこないます。 P1050441 シューレースを通せば完成です。

元の靴の印象と比べて、ぐっと引き締まった上に色気が出ました。P1050442 靴底も手作業でハーフラバーを丁寧に付けています。P1050443

全体の印象を変える「アンティーク仕上げ」はイメージが大きく変わるので喜んでいただけるケースが多いです。

ですが接客時に打ち合わせをしても、大きく印象が変わるがゆえに「お客様の好みじゃなかったらどうしよう」という恐怖心もあります。笑

今回は大変喜んでいただけて良かったです。

ありがとうございます。

 

靴磨き ¥1,000(税抜)
※アンティーク仕上も同様

FILIPS ハーフラバー ¥3,000(税抜)

納期 数日中

Edward Green(エドワードグリーン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)