FABIO RUSCONI(ファビオルスコーニ)のパンプスを江東区より郵送でお預かりしました。 お客様はアッパーの状態が気になり、この度はメンテナンスをお任せいただきました。 特にパンプスでよく見られる状態ですが、 アッパーが深く擦れている状態です。
ゴート(山羊革)になりますが、この場合、「クリーニング」で靴全体を洗った後、つま先部を「部分染め直し」をします。
靴底はレザーソールがベースで、 あらかじめ補強がされているデザインです。 ですがつま先部は擦り減っている状態です。
つま先部がだいぶ薄くなっているので、このままアッパーだけ着色でメンテナンスをしても、歩行時に地面と擦れてまたすぐにダメージが広がってしまいます。
それを解消するため、つま先部を含めてほきょうをすることとなりました。 <after>
まずは靴底を
「ハーフラバー」補強をしました。 擦り減っていたつま先部は「革で埋めて」厚みを戻しています。
補強をすることでアッパーが地面と擦れるリスクが大きく軽減します。 「クリーニング」で汚れを落とし、 近い色合いを作り、「染め直し」ました。 アッパーに見られた凸凹は完全には直りませんが、ぱっと見だいぶ気にならなくなりました。
これで安心して履いていただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
靴クリーニング&部分染め直し(短靴) ¥6,000(税抜)
FILIPS ハーフラバー ¥2,700(税抜)
つま先革埋め +¥600(税抜)
納期 2週間ほど
Fabio Rusconi(ファビオ ルスコーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)