G・H・BASS(ジー エイチ バス)のローファーをお預りしました。
あのマイケルジャクソンが気に入ってたくさん持っていたのでも有名ですね。
ムーンウォークでも履かれていたのはバスのローファーです。
過去に修理をされていない状態で、
レザーソール中心部に穴が開いています。
この状態だと「オールソール交換」で靴底全体を新しく作り替える修理となります。オールソール交換の際は、元と同じようにレザーソールで再現するのも可能です。
ですが今回はお客様のご希望で、レザーソールより耐久性のある「ラバー(ゴム)ソール」で作業を進めさせていただきました。
使用したラバーソールはフランスの「TOPY(トピー)」になります。
修理資材はイタリアのvibram(ビブラム)を思い浮かべることが多いと思いますが、トピーも質の良いラバーを使用しています。
「ボロネーゼ製法」という返りの良い構造で作られているので、ラバーソールに変更すると返りは若干損なわれますが、耐久性は飛躍的に向上します。
元と同じようにマッケイ縫いをかけて底付けしています。
トップリフトも同じものを使用しました。
これでまだまだご愛用して頂けますね。
ヒールの高さは革の積み上げを使用して元と同じに加工しています。
オールソール交換の修理依頼は大変多いですが、それぞれの靴に応じた方法、お客様のご要望にお応えできる方法で作業を進めさせて頂いています。
まずはお気軽にご相談下さい。
ありがとうございます。
TOPY ラバー オールソール交換 ¥10,800(税抜)
納期 2週間以内