GEORGE COX(ジョージコックス)を預かりしました。
久しぶりのジョージコックスの修理のご依頼です。
私も二十歳あたりによく履いていたのを思い出しました。
こちらは別注モデルの模様で、お客様は随分前にご愛用されていた靴との事です。
これからまた履かれたいと、修理にお持ちくださいました。 靴底はジョージコックスお馴染みの黒のクレープソールです。 カカトが擦り減り、クレープソール自体にべとつきがあるので、この度は「オールソール交換」のご依頼です。 再現するようにソール交換も可能ですが、お客様は別ソールに「カスタム」したいとの事です。 イギリス製のジョージコックスは「グッドイヤーウェルト製法」で作られています。 お客様お好みの 別ソールへ加工を進めていきます。 黒のクレープソールを剥がすとこうなります。 白のスポンジの表面にクレープが巻かれていた構造です。 今回はカスタムするのでこのスポンジは取り除き、 このウェルトから下を交換します。 ソールを剥がし、 <after>
ヒールがあるラバーソールをお選びいただきました。 パラブーツのような靴底をご希望でしたので、「ビブラム2070ソール」をご提案させていただきました。
ヒールとソールが一体型です。 ウェルトの下には「黒のラバーミッドソール」を挟み、ウェルトと縫い直しています。
その下に2070ソールを接着している構造です。
元より少し重くなる仕様ですが、
がっしりとした印象で自然に仕上がりました。 これで気分新たに履いていただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
vibram ♯2070ソール(黒)オールソール交換 ¥12,800(税抜)
US vibram ラバーミッドソール(黒) +¥2,000(税抜)
納期 2週間以内