Giuseppe Zanotti(ジュゼッペ ザノッティ)のサンダルを神奈川県よりお持ちくださいました。 長くご愛用され、足が触れる「中底」というレザー部分にダメージが見られます。
「中敷き」はない構造で、「中底」という土台のレザーの表面塗装が足との摩擦で色剥げしている状態です。 一般的にはこうなると修理は不可になります。
足が触れる個所は着色が出来ないので、一見修理の手はなく見えますが、 ご購入されてから時間が経っているサンダルという事もあり、靴底のレザーソールは接着剤が劣化して剥がれている状態でした。
なのでこのタイミングで靴を全て分解をし、色剥げしている中底部にレザーを貼ってメンテナンスをする特殊修理をします。 続いて靴底は 他店のハーフラバーの種類と貼り方が良くないとの事で、交換をご希望されました。 <after>
メンテナンスの完成です。
地面との接地面を新しい「ハーフラバー」で補強をし、 カカトも「トップリフト交換」をしました。 靴を全て分解したタイミングで、中底の上には薄いレザーを接着しました。 元々中底に刻印されていたブランドのロゴが無くなる点はご了承お願い致します。
もちろん靴底も全体接着し直しています。 今回は接着剤の劣化で靴に負荷がなく靴底が分解できたので、この修理をさせて頂きましたが、どの靴にも適用できる修理ではないのでご了承お願い致します。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
・中敷き加工(レザー) ¥2,000(税抜)
・靴底全体接着 ¥2,000(税抜)
・FILIPS ハーフラバー(レディース・茶) ¥3,000(税抜)
・vibram ラバートップリフト交換(茶) ¥2,000(税抜)
納期 1週間ほど
Giuseppe Zanotti(ジュゼッペ ザノッティ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)