こんにちは東です。
常連様よりGIUSEPPE ZANOTTTI(ジュゼッペ・ザノッティ)のスニーカーをお預りしました。
昨年あたりからお客様よりご要望が多い修理内容をご紹介します。
一般的な革靴とスニーカーの修理内容は異なることが多いです。
革靴に関しては部分的にパーツが取り外しでき、繰り返し修理が行える構造で作られています。
スニーカーに関しては靴底が一体型で、元の状態をキープしての修理が難しかったりします。
返りの良いスニーカーは、擦り減る箇所はこのようにカカト部分が一番早く、
このようになると「コーナーハーフ」という修理メニューで、擦り減っている箇所を中心に部分的に補強をさせていただきます。
ですがお客様はソール本体が擦り減るのを懸念されており、今回は部分的修理でなく、ソール全体を補強をする方向で進めさせていただきました。
使用するのはイタリアの「SVIGソール」の白です。
ウェーブ模様のラバーソールになります。
靴底全体にしっかりと接着で取り付けました。
使用したのは6mm厚のソールになります。
色が近いのでさほど気にならないと考えています。
カカト部分の擦り減っていた箇所は埋めた後、ソールを取り付けています。
ソールの分、靴が重くなるとの返り(曲がり)が固くなりますが、靴本体が擦り減ることなく歩行が出来ます。
今後はカカトの部分的修理、ソール交換も可能です。
これで安心して履いて頂けますね。
スニーカーは構造が様々ありますが、ソールに凸凹が大きいものは今回の補強方法は出来ないと思います。
まずはご相談ください。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
Italy SVIGソール(白・6mm厚)オールソール交換 ¥8,800(税抜)
納期 1週間程
Giuseppe Zanotti(ジュゼッペ ザノッティ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)