GUCCI ブランドロゴを残す形で加水分解のオールソール

P1050735 県外のお住いのお客様より郵送で修理をお預かりしました。

GUCCI(グッチ)のローファーになります。P1050736以前、全く同じ靴を修理したブログをアップしたことから、ご覧いただいてこの度は修理をお任せいただいた流れです。 P1050737 靴底のソールは「ウレタン系素材」のため、「加水分解」で素材が劣化して割れてしまっています。

「加水分解」からの「オールソール交換」の修理のご依頼は本当に多いです。

出来るだけお客様に満足していただけるように努めさせていただきます。P1050738ソールは一体型の特殊形状ですが、全く同じに再現は出来ないので、修理をお受けする際に出来るだけ仕上がりのイメージを明確にお伝えさせていただきます。 P1050739今回の修理はここがポイントです。

カカトに沿ったレザーの上に「GUCCI」のロゴがあります。

地元の修理屋さんではお断わりされたそうですが、この部分を残すようにオールソールさせていただきます。

P1050793 <after>

さすがにソールの仕様は変わりますが、ロゴの部分は残っています。

ブランドイメージは大事ですね。P1050791 前部はこうなります。P1050792 サイドからはこんな感じです。

ラバー&EVA(スポンジ系素材)の組み合わせなので、靴の重さが元と大きく変わりません。P1050794 今回使用したアウトソールはvibram♯1030のラバーソールです。

当店はこのソールが気に入って使用する事が多いですが、他にもいくつかの選択肢の中からもソールをお選びいただけます。P1050790修理代金が合計¥5,000以上の場合は、当店からお客様に送り返す際の送料、代引き手数料は当店で負担させていただきます。

お客様からは仕上がりに喜びのメールをいただきました。

郵送の場合はお会いしてお話しするのが困難ですが、喜んでいただけてとても嬉しく思います。

ありがとうございます。

 

vibram♯1030 オールソール交換 ¥10,800(税抜)

納期 2週間以内

Gucci(グッチ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)