GUCCI(グッチ)ホースビットブーツのカカト交換修理

P1090067千葉県より郵送でGUCCI(グッチ)のホースビットブーツの修理をお預りしました。 P1090068こちらはレディースブーツで、お客様は20年ほど前に履かれていた当時のものになります。

この度は、お電話、メールの画像で修理のご相談いただいてお預りした流れです。P1090110早速ご紹介します。P1090069靴底はタンク型のソール&トップリフトになります。

P1090070お客様はカカトの擦り減りを気にされておられました。 P1090071ですが靴底の作りはソールとヒールが繋がっている「一体型」になります。

通常、この作りだとヒールのトップリフトだけ取り外す事は出来ずに、お客様も「オールソールじゃないと修理は出来ないのでは?」と思われることもあります。

ですがソールの擦り減りはほとんど見られないので、この状態でオールソール(靴底全体交換)するには費用面でもお客様のご負担が多いので違う方法で修理をします。P1090109元のタンクヒールのデザインに似た「ビブラム1205ヒール」を使用します。

向かって左が「黒」で、右が「濃茶」の色です。P1090108トップリフトの厚み分だけヒールを削ってバランスを調整します。P1090111強力な接着剤で取り付け、整えて完成です。P1090112違和感はなく仕上がりました。P1090114続いてブラウンのホースビットブーツです。P1090073同様にカカトの擦り減りでお預りしました。P1090115こちらは濃茶のビブラム1205ヒールで「トップリフト交換」をしました。P1090117良い感じに仕上がりました。

今後もカカトが擦り減ってきたら、同じように繰り返し修理が可能です。P1090120時間が経っても、良い靴はまた履いてみたくなると思います。

このホールビットブーツは生産中止になっていましたが、また生産され始めた靴になります。

大切に履いて頂ければ嬉しく思います。

ありがとうございます。

 

vibram ♯1205トップリフト交換 ¥3,200(税抜)

納期 在庫があれば当日~翌日   

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