HIROFU(ヒロフ)パンプスの剥がれたボロネーゼ製法の靴底をマッケイ縫いをかけてレザーオールソール交換修理

P1330171こんにちは東です。

HIROFU(ヒロフ)のパンプスをお預りしました。

P1330172ヒロフはバックや革小物のイメージが強いかもしれませんが、靴も展開しています。

こちらのレザーパンプスはショートゥリー付きで嬉しいですね。

P1330173アッパーの状態は良好で問題ありませんが、

P1330174靴底の修理でお持ちくださいました。

過去にレザーソールをハーフラバー補強をされています。

P1330176靴の構造は「ボロネーゼ製法」と呼ばれる足裏があたり箇所に「中底」をいう固い素材がない作りです。

P1330175ボロネーゼ製法のメリットは何より「返りの良さ(靴の曲がり具合)」です。

P1330177ですが接着剤が劣化しており、アッパーからソールが大きく剥がれていました。

中底がなく柔らかいアッパーにレザーソールが接着剤のみで取り付けられているので、こうなったと思います。

レザーソール自体の損傷も見られるので、これを機に「オールソール交換(靴底全体交換)」をすることとなりました。

P1330178ヒールの状態は問題ないのでこのまま使用し、擦り減っている先端のトップリフトは交換をします。

P1330179難しい修理ですが、ブランドイメージを損ねないよう進めさせていただきます。

P1330463古いソールを剥がし、同じ形に製作したレザーソールを取り付けました。

P1330464今後はもし接着剤が弱くなっても剥がれないように「マッケイ縫い」で靴底を縫って加工しました。

P1330478<after>

そしてレザーソールが擦り減らないように「ハーフラバー」であらかじめ補強をしています。

P1330479「トップリフト」も新しく交換をしました。

P1330480これでP1330481安心してP1330482履いて頂けます。P1330483店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換(ヒールパンプス) ¥9,800(税抜)

トップリフト交換 ¥1,800(税抜)

納期 2週間程

Hirofu(ヒロフ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)