J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)ゴルフの革鳴きで音がする靴底をオールソール交換で作り変える修理

P1570237 J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)の名作「ゴルフ」をお持ちくださいました。P1570238 長年履かれている靴ですが、いい状態で綺麗に履かれています。
P1570239 靴底はカカト以外は純正でまだ修理の必要はない状態ですが、P1570240 ソール面から「革鳴き」と呼ばれる「キュッキュッ」という音がするとご相談をいただきました。P1570241 「革鳴き」は部材同士が歩行時に動いて擦れる音になります。

場所は「ソール面」が8割以上でほとんどですが、他にはカカトの「カウンター」や「タン」の場合もあります。

お預りした靴は古い靴なので「カウンター」に革鳴きが見られました。

カカトは表革の「アッパー」裏革の「ライニング」その間に挟まっている厚みのある「カウンター」という3つのパーツがありますが、靴の製造時はこの3つのパーツを固めて成型しています。

長く履いているとその3つのパーツを固めている接着のようなものが剥がれて「革鳴き」がします。

このカカトの革鳴きは改善が出来ないのでご了承ください。
P1570242 今回、一番革鳴きの音が見られたのはソール面です。

ソールの部材同士が動いて擦れているのが分かるので、「オールソール交換」で靴底全体を作り変えます。

完全に分解するので「レザーミッドソール」も新しくし、中のコルクも交換をします。P1570336 <after>

「オールソール交換」の完成です。P1570337 ゴルフのソール交換ではいつもこの「リッウェイソール」を使用しています。P1570338 カカトは「リッジウェイヒール」です。P1570339 新しいレザーミッドソールでダブルソール仕様で仕上げています。P1570340 納品時にソール面の革鳴きを確認したところ改善をしていました。P1570341 カカト部はやはり少し音がしますが、P1570342 これで安心して履いていただけます。P1570343店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

リッウェイソール オールソール交換 ¥15,800(税抜)

レザーミッドソール +¥2,500(税抜)

納期 2週間ほど

J.m.weston(ジェイエムウエストン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)