JOHN LOBB(ジョンロブ)スエードブーツSCOTNEY(スコットニー)の剥がれたラバーソールの靴底を接着する修理

P1270810常連様より JOHN LOBB(ジョンロブ)のスエードブーツ「SCOTNEY(スコットニー)」をお預りしました。

P1270811

お客様はジョンロブだけでなく高級靴をたくさんご愛用されています。

そろそろビスポークでもう一つ上の靴の楽しみ方をされるのも良いかもしれません。

ご機会が御座いましたらいつでもお任せください。

P1270813

靴底はジョンロブ純正のラバーソールになります。

P1270814靴底が剥がれているので修理でお持ち頂きました。

P1270815靴の構造は「グッドイヤーウェルト製法」になります。

レザーウェルトとレザーミッドソールまでを「出し縫い」で縫い、アウトソールのラバーソールは接着で付けていることになります。

今回は接着剤が劣化して剥がれてしまった模様です。

P1270816

その剥がれたソール同士を接着し直します。

P1270817ソール部分を出来るだけ剥がしてから接着し直します。

高級靴の場合はヒール部分は釘などでしっかり固定されており、剥がれる心配はないので、ヒール部分より前までを修理する事となります。

P1270889<after>

皆様が思われている以上に「接着」は高等技術です。

下処理をし、接着剤をしっかりと乾燥する必要があります。

なので剥がれた部分の接着修理はお時間を頂いています。

今の雨や湿気が多い時期は接着の修理依頼を多く頂いています。

P1270888ソールが広範囲で剥がれたので、今回はコバを仕上げ直しました。

P1270890

雨が多い今の季節は、スエードアッパー&ラバーソールの組み合わせで活躍して頂けると思います。

P1270891丁寧に作業をさせていただくので、安心してお任せください。

ありがとうございます。

 

接着修理(両足ソール全体) ¥2,000(税抜)

納期 翌日以降

John Lobb(ジョンロブ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)