JOHN LOBB（ジョンロブ）のスエードローファーをお持ちくださいました。
古いモデルのジョンロブになり、長年ご愛用されています。
靴底はなだらかなヒール形状で、接着剤のみの「セメンテッド製法」で作られています。
ジョンロブでセメンテッド製法は珍しいですね。
靴底の修理の御依頼です。
ジョンロブ純正のラバーソールですが、
擦り減りがソールを超え、深く削れています。
古い靴なのでラバーソールにも剥がれが見られるので「オールソール交換」で靴底全体を作り変えることとなりました。
どのようにソール交換をするか選択肢が幾つかあるので悩みところですが、
お客様は通常のヒール形状で、
耐久性があるラバーソールをご希望でしたので、
＜after＞
ドレスシューズでよくする仕様でソール交換をさせて頂きました。
「ビブラム2055ソール」です。
元と同じく「セメンテッド製法」を考えましたが、今後接着剤が剥がれるリスクもあるので、「マッケイ製法」で縫って仕上げました。
「グッドイヤーウェルト製法」のイメージが強いジョンロブをマッケイで加工するのは抵抗がありましたが、実用的に加工が出来たと思います。
これで安心して
履いていただけます。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
・vibram ♯2055ソール オールソール交換 ￥13,800（税抜）
納期 2週間以内